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  • 07/18/06:18

04.13.23:07

交通標識や案内板

韓国南東部の浦項(ポハン)市が、福岡、北九州両市へ全職員約2000人を順次派遣する異例の海外研修を進めている。

 経済危機とウォン安を受け、大統領府は全国の自治体に海外研修自粛を呼びかけているが、市は「先進地を学ぶことが市政には得策」と続行。職員らは借り上げマンションに合宿して自炊しながら、環境に優しく、住みやすい街づくりを学んでいる。

 「こんなに真っ黒だった川の水が、今ではこれだけきれい。我々もやろうと思えばできるんです」

 今月7日、北九州市小倉北区の水環境館。案内役の浦項市職員が、公害で汚染された紫川の水の標本を見せ、浄化作戦で劇的に水質が改善されたと説明すると、約20人の研修職員たちは驚きの声を漏らした。

 一行は、前日に釜山(プサン)から高速船で博多港に着き、福岡市で大濠公園やキャナルシティ、シーサイドももち海浜公園などを見学。この日は貸し切りバスで、福岡県苅田町の日産自動車九州工場、北九州市の門司港レトロ地区を視察した。

 情報通信課職員のソン・ヨンギさん(46)は「プロジェクトのアイデアを出す時にここでの見聞が生きるはず」と話した。研修は約20人ずつ月曜日に福岡に入り、土曜日に帰る。昨年10月に始まり、これまで約500人が参加。来年9月末までに終える計画で、経費総額は8億ウォン(約6040万円)以上になる計算だ。

 異例の研修は、朴承浩(パクスンホ)市長の鶴の一声で決まった。

 昨年8月下旬、福岡、北九州両市を訪問した市長は、暮らしやすさや環境保全の先進性に感銘を受け、帰国翌日の8月29日、研修計画の立案を指示した。

 市長は水質が悪化した湾の浄化事業を公約に掲げており、「職員全員が、お手本である両市の実態を見る必要がある」と力説。植民地時代の日本人町・九龍浦で日本家屋を復元し、日本人観光客を呼び込む計画もあり、「鉄の町」から観光都市へ生まれかわるヒントを得る考えもあるという。

 研修では座学はほとんどなく、大半が視察。イ・フンス建設交通課長は「福岡市では交通標識や案内板を1本の信号柱にまとめて設置している。歩いて見るだけで、すっきりした街づくりが分かった」と語る。

 浦項市の取り組みについて、北九州市アジア交流課は「モデルと見なしてもらえたのは名誉です」。福岡市国際部の韓国担当職員は「議会で厳しく費用対効果を問われる日本ではあり得ず、驚きだ」と話している。

2009年4月12日  読売新聞)

勉強になりますね
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