07.18.05:16
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04.09.02:05
標識を加えたり消したり
京都市内中心部の東西方向道路・四条通での渋滞を緩和するため、市は、周辺部の道路案内標識から、四条通最東部の観光名所「祇園」(東山区)の表示を加えたり消したりする試みを始めた。市内でも特に多い祇園への交通量を、四条通を通さない形でコントロールするのが狙い。市は「これまで祇園へのルートは四条通を通るケースがほとんどだったが、ほかの通りへ誘導することで分散させたい」としている。
市によると、四条通が東大路通に突き当たる祇園三差路周辺では、週末を中心に渋滞が慢性化している。このため市は今月8日、四条大宮交差点以西の四条通の交差点5カ所で、道路案内標識の「祇園」の表示を削除。一方、堀川通~川端通(南北方向道路)間の丸太町通や御池通(東西方向道路)などの交差点8カ所で、祇園に向かう車両を南の四条通に進ませず、東方に誘導させる目的で「祇園」の表示を付け加えた。
この修正により、例えば市西部の観光スポットの嵯峨・嵐山エリア(右京区)から祇園へ向かうルートでは、丸太町通や御池通を川端通まで東に向かってから南下するように交通量をコントロールしたいとしている。
市では2年前から、四条通の通過交通を抑制し、公共交通機関と歩行者優先の街づくりを進めるための方策を実施。今回の試みもその一環としている。
ただ、市は一方で、祇園三差路を含む東大路通での歩道拡幅や車線減少などの方針も打ち出しており、今後市全体での「歩くまち」の取り組みの行方が注目されそうだ。
MSN産経ニュース
なるほどねぇ
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