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11.12.14:24
アオウミガメ旅立ち
志摩市大王崎沖で今年7月21日に保護され、同市の水族館「志摩マリンランド」で世話をしていた絶滅危惧(きぐ)種のアオウミガメが10日、同市阿児町安乗のニワの浜で海に帰された。浜では地元保育所の園児56人らが手作りの旗を振り、「カメさんがんばれ」と旅立ちを見送った。
カメは後ろ脚に付いていた標識から、東京都小笠原村立小笠原小学校の5年生児童が、2006年3月に総合学習の一環として放流した19匹のうちの1匹と判明。約1000キロの長旅を経て、ロープに前脚を絡ませて漂流していたところを阿児町の漁師が見つけた。
放す前には、同水族館の大久保修三館長(62)らが、園児らに保護の経過や志摩半島近海のウミガメについて説明した。カメの世話をしてきた飼育員の小西亮平さん(22)は「保護当初は弱っていて、なかなか餌を食べなかったが、徐々にアジを食べるようになり、回復したので帰すことになった。寂しいが、元気に泳いでいってほしい」と話していた。
(2008年11月11日 読売新聞)
人には警戒しないのでしょうねぇ
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