07.19.08:34
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10.03.01:30
ハイテクごみ輸出規制
使われなくなった古いコンピュータなど、有害物質を含むハイテクごみの輸出について、米政府が何の取り締まりも実施していないことが、政府説明責任局(GAO)の報告書で明らかになった。
USAトゥデイによると、イーウェイスト(e-waste)と呼ばれる大量のハイテクごみは、中国やインドに輸出されており、現地では銅を回収するために被覆ワイヤーを屋外で燃やしたり、金属を取り出しやすくするため酸性の液体につけるなど危険な処理が行われることが多い。
現在、米国からの輸出が規制されているのは、テレビやパソコンの主要部品だったブラウン管(CRT)だけ。CRTには神経障害を引き起こす恐れのある鉛が多く含まれている。
環境保護局(EPA)は1年半前、CRTを輸出する場合はEPAにその旨を連絡し、輸入国の合意を受けなければならないという規制を導入したが、GAO報告書によるとEPAは違反者の取り締まりをほとんど行っていない。米国から香港に向けて不法に輸出され、香港政府が送り返したCRT入りのコンテナは26個にも上り、ロサンゼルス港に着いたCRTが再び香港に輸出される例もあったという。
ジーン・グリーン下院議員(民主)はEPAの姿勢を、「速度制限の標識を立てるだけで違反者に切符を切らないようなものだ」と批判した。電子機器の安全な処理を求める団体エレクトロニクス・テイクバック・コアリションのバーバラ・カイル氏も、「環境関連の規制が整っていない貧困国への輸出は禁止すべき」と話した。
批判を受けてEPAは、規制順守の徹底を優先課題にするとともに20件の調査を開始したことを発表した。EPAによると、米国のハイテクごみは年間260万トンに上り、今後も増える可能性が高い。
USFL.COM
しっかりしないとねぇ
USAトゥデイによると、イーウェイスト(e-waste)と呼ばれる大量のハイテクごみは、中国やインドに輸出されており、現地では銅を回収するために被覆ワイヤーを屋外で燃やしたり、金属を取り出しやすくするため酸性の液体につけるなど危険な処理が行われることが多い。
現在、米国からの輸出が規制されているのは、テレビやパソコンの主要部品だったブラウン管(CRT)だけ。CRTには神経障害を引き起こす恐れのある鉛が多く含まれている。
環境保護局(EPA)は1年半前、CRTを輸出する場合はEPAにその旨を連絡し、輸入国の合意を受けなければならないという規制を導入したが、GAO報告書によるとEPAは違反者の取り締まりをほとんど行っていない。米国から香港に向けて不法に輸出され、香港政府が送り返したCRT入りのコンテナは26個にも上り、ロサンゼルス港に着いたCRTが再び香港に輸出される例もあったという。
ジーン・グリーン下院議員(民主)はEPAの姿勢を、「速度制限の標識を立てるだけで違反者に切符を切らないようなものだ」と批判した。電子機器の安全な処理を求める団体エレクトロニクス・テイクバック・コアリションのバーバラ・カイル氏も、「環境関連の規制が整っていない貧困国への輸出は禁止すべき」と話した。
批判を受けてEPAは、規制順守の徹底を優先課題にするとともに20件の調査を開始したことを発表した。EPAによると、米国のハイテクごみは年間260万トンに上り、今後も増える可能性が高い。
USFL.COM
しっかりしないとねぇ
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